組織に身を捧げる
知識が豊富で頭が良く、仕事の段取りもよい双子座は多くの企業から望まれて、広い分野で活躍することになるでしょう。
仕事そのものはそれほど苦に感じませんから、双子座も期待に沿ってがんばろうとするでしょう。
ですが一つの組織または会社に完全に飲み込まれてしまって、そこで生きることを人生の軸にしてしまってはいけません。
仕事はもちろん頑張るものの、かならず余力を残しておくようにしましょう。
もし許されるならばメインの仕事以外にも副業を持ったり、勉強をしたり、趣味などをもって、生活に変化を持たせましょう。
一般的に良しとされる「組織のために身を捧げる」道を選んだなら、双子座の良さは消え去って、無気力な人生を送ることになってしまいます。
所属する組織について客観的な視点を持ち続けた方が、結果的によい成果を残すことになるでしょう。
地位名誉を追い求める
風のようにフットワーク軽く動き回ってこそ双子座の実力や才能が発揮されるといえます。
地位名誉を求めるあまりに、自由を失い、自分を一カ所に縛りつけようとしたならば、その先の双子座の運命は虚しく厳しいものになるでしょう。
双子座のエネルギーは横方向に伸びるものなので、地位や名誉を求めて上へ上へと行こうとすると、その性質の違いからなかなか上手くはいきません。
地位を得るということは、立場が確立され固定化されるということなので双子座の長所をかき消してしまうのです。
それでもどうしても地位がほしいなら、人とのコミュニケーションを大切にすることで、周りの人が自然と自分を選んでくれるように頑張りましょう。
双子座が確固とした地位や名誉を求めすぎると、同時に失うものもありそうです。
一匹狼をきどる
もともと集団生活がそれほど得意とはいえない双子座ですが、それでも人との関わりなくして生きていくことはできません。
大人数は苦手でも、最低でも一対一、もしくは少人数でのコミュニケーションが双子座にはどうしても必要なのです。
シニカルな面ももっているため、中には人間づきあいが苦手な(だと思っている)双子座は大勢います。
そんなとき、他者とのかかわりを遮断して、実力をたよりに一匹狼で生きていこうとしたならば、その人の世界はそこで全てが止まってしまうかもしれません。
親しい友人である必要はありません。
プロフェッショナルとしての関係や、師弟関係、趣味の仲間、サークルなど、なんでも良いので人とのかかわりを持ち続けましょう。
コミュニケーションによってもたらされる新しい情報は双子座にとっての新鮮な空気のようなものなのです。