意見は変わるもの
双子座の思考はローリングストーンズのごとし。
あのロックバンドではありません。
「諺) 転がる石にコケは生えない」 の転がる石のほうです。
「価値観は移り行くものなのだから、それに合わせて自分も成長していこう」と考えるため、あえて価値観を固定化させないというのが双子座の考え方です。
向上心を持ち、自分もずっと変化しつづけたいと願いますから、その変化に合わせて考え方や意見が変わることは双子座にとって自然なことです。
思考に柔軟性がない人からすると「コロコロ意見を変えるなんて!」と思うかもしれませんが、優柔不断ゆえに意見を変えているわけではないのです。
良いと思っていたものが実は悪いとわかったら素直に認め、悪いと思っていたものが良いとわかったら潔く受け入れる。
このような思考の柔軟性はすばらしい長所なのですが、それを受け取る側の意識が固いままだと理解されにくいこともあるかもしれません。
先を読む
予知能力があるわけでもないのになぜか未来予測に優れている人がいますが、双子座はこの才能に恵まれている人が多いようです。
経済の先行きや、政治的なこと、会社の業務予測などは双子座の得意とすること。
先を読むことに長けているその理由は、普段から、情報へのアンテナを張り巡らせているからだといえるでしょう。
質の良い情報と悪い情報をより分けることも大変上手く、良質なものだけを繊細にキャッチしてそれを無意識のうちに活用して先を読みます。
他者より1歩でもリードしていたなら、仕事においては数倍も有利になるでしょう。
双子座に優秀なアナリストが多いのもこれが理由。
ただ、これらは無意識に行われることが多いので本人にはあまりピンとこないかもしれません。
順序だてて組み立てる
双子座にとっての知識というのは世界を構成しているパズルのピースのようなもの。
それらを自分なりに集めては分類し、整理してから効果的に活用するのが双子座にとっての知識です。
使うときには、それらのピースを一瞬のうちに組み立ててひとつの思考に仕上げます。
もちろんそれは瞬間的に行われるので本人には自覚はないでしょう。
絶妙な順番で思考を組み立てているためか、双子座には「段取り上手」な人が多いといわれます。
段取りというのは、作業の全体を把握したあとで、それを分解して組み立てる必要があるので、頭が良くなければ、なかなか上手にはできないものです。
このためか、双子座には料理上手な人が多いようです。