愚痴の聞き役
人と関わることは好きなのですが、あまり深入りしたくないというのが双子座の本音。
考え方や知識などについて楽しく話している分には良くても、あまりにプライベートな内容や感傷的ながつづくと辟易してしまうでしょう。
双子座は理性の星なので、物事の判断や考え方にはあまり感情的なものが入ってきません。
よく言えばさっぱりしていますし、悪く言えば共感力に欠ける部分がなきにしもあらず。
そのため、具体的に解決をしようとはせず、愚痴ばかり言っているような人が非常に苦手です。
当然のことながら、そんな人の話を長々と聞かされたりするのはもっと苦手。
いわゆるガールズトークというのは感情を共有することが目的で具体的な答えは求めていないものです。
そんなフワフワした女子向けの会話なども、じつは苦痛に感じていたりするかもしれません。
何もせずに待つ
学校もしくは社会に出るとありがちな「静かに待機して待つ」という状況が双子座はあまり得意ではありません。
もちろん本やスマホなどがあれば別ですが、何もせずにただじっと待ちつづけるというのは苦痛な時間になりえます。
双子座は想像力あふれる星座ではありますが、それは空想や妄想などの「無」の状態から生じるタイプのものではありません。
様々なものを触ったり、いじったり、比較したり、研究したり、情報を組み立てながら得られるもの。
空想を空想のまま、ただ漠然と楽しむというタイプではないのです。
そのため、ただ座って待たなければならないような状況だと落ち着きがなくなったり、そわそわ歩き回ったりするかもしれません。
空想好きな人にとっては「何もしない」というのは楽しい時間かもしれませんが、そうでない人にとっては苦行の時間でしかありません。
哲学に浸る
ざっくりと分けてしまえば、双子座の情報集めは「質より量」を重視するといえます。
もちろん厳選された情報を求めてはいるのですが、その内容がかならずしも立派な内容である必要はありません。
哲学的に深い意味をもつような、深遠な事柄はとりたてて求めてはいないないのです。
そういった、人間の根源に関わるような深いものにハマってしまうと、そこから抜け出せなくなり、双子座本来の目的である「世界について広く知る」という広がりがなくなってしまうためです。
また具体的な事柄を考えるのは得意ですが、抽象的なことを扱うのは、あまり好きではないということも理由として挙げられます。
双子座のエネルギーは横へ横へと広がる性質をもっていますから、深い思想を深く掘り下げていくのはどうしても苦手なのです。