去るものは追わず
好きだったにもかかわらずフラれてしまった場合、双子座はその恋を忘れようと努力するほうです。
片思いではなく、恋人やパートナーとしてお付き合いをしていた関係なら、ヨリを戻そうとしばらくは後を追いかけることもありますがそれでも執念とは違う感情といえるでしょう。
相手への執着ではなく自分の気持ちの整理を付けるため、納得するための時間にすぎないのです。
双子座は、好きな人とは心を限りなく密着させるものの、ひとつに溶け合わせることはしません。
どんなに愛していても、相手と身も心もひとつになるという感覚が薄いため、気持ちの切り替えは早いほうだといえます。
本気で去ろうとしている人をいつまでも追いかけたりはしないでしょう。
どんなに激しく心が痛んでいてもその状況を冷静に分析して、どうにか心を切り替えようとがんばります。
傷心デートで癒す
傷ついた心を癒す方法は人それぞれですが、双子座の場合は結構わかりやすい行動にでたりします。
つまり悲しみを発散させるのではなく、人間関係を失った悲しみを、あたらしい関係で補おうとするのです。
とくに双子座の男性にみられるパターンとして、失恋後に自分のことを好きでいてくれる女性とデートをして心を癒そうとすることがあります。
好きでもないのに付き合って気持ちを落ち着かせるというのは、女性にとってはたまったものではありませんが、そんなときの双子座はいつも以上に優しくデリケートに接してくるのでつい気を許してしまうのかもしれません。
双子座の女性の場合は、別れた人以上に興味がもてるものを一生懸命さがそうとするため、傷心デートで癒されようとする人は男性ほど多くはありません。
立ち直りは速攻で
失恋して悲しいときには感情的になってなにも考えられない・・・となりそうなものですが双子座の場合は違います。
たとえ心が裂けそうなほどつらいとしても、心のどこか冷めた感覚を持っていたりするのです。
「生きるのが辛いほど悲しくて悲しくてしょうがない(・・・だけどもう無理そうだし、このまま泣いてばかりいても何の解決にもならないよね)」
なんて理性のカケラが頭の片隅に必ずや残っていることでしょう。
悲しみに完全に飲み込まれてしまうことがほとんどないため、失恋からの立ち直りは12星座中でも一番早いといえるかもしれません。
そんな双子座のことを薄情だと思う人もいるかもしれませんが、実は、一生懸命に考え方を切り替えた結果だといえます。